体罰等の防止に関する法律案
議員立法「体罰等の防止に関する対策の推進に関する法律案」を参院に提出
2013年6月19日、議員立法「体罰等の防止に関する対策の推進に関する法律案」を参院に提出しました。林久美子議員、斎藤嘉隆議員とともに事務総長室で提出し、記者会見も行いました。
この法案は、昨年末の大阪市桜宮高校の自殺事件を受け、民主党「次の内閣」文部科学部門内に「いじめ・体罰防止対策ワーキングチーム」を発足し、私の立案のもと議論を重ね、国会に提出できました。
「体罰等の防止に関する法律案(仮称)」について民主党文部科学部門会議で議論
2013年5月9日の民主党文部科学部門会議で「体罰等の防止に関する法律案(仮称)」について議論しました。
2013年4月11日、私が昨年より尽力して参りました「いじめ対策推進基本法案」を参議院に提出いたしました。 いじめによって多くの子どもの命と尊厳が奪われるという問題が生じています。しかし、いじめ問題だけではなく、大阪市立桜宮高校において体罰を原因とした生徒の自殺事案が生じるなど、体罰により子どもの命が奪われる事態が生じており、学校教育現場における子どもを取り巻く環境は深刻なものとなっております。
学校教育現場において子どもの命と尊厳が守られることは当然であり、体罰の問題についてもその防止と解決に早急に取り組まなければなりません。
また、体罰の問題には、教員の指導力が背景にあり、体罰が起こらないようにするためには、教員の指導力を向上させ、児童生徒等の特性に応じた教育を推進するため、教員等に対する研修の充実や指導に関するガイドラインの策定等を制度として整備する必要があります。
体罰の防止・解決・教員の指導力向上、この3点を実現する法案である「体罰等の防止に関する法律案(仮称)」に現在尽力をしております。
子どもの命と尊厳を守るため、今国会への提出を目指し、頑張ってまいります。